表彰

2021年度 標準化功績賞・貢献賞

本学会情報規格調査会規程により,2021年度は2021年5月27日に開催の第36回規格総会で受賞者に表彰状が授与されました。

標準化功績賞

2006年から当調査会の活動に参加されSC40,SC42等の多くの専門委員会に参加されました。国際の場ではSC40/WG3のセクレタリおよびコンビーナを歴任され,ISO/IEC 30105シリーズの開発と日本のプレゼンス向上に多大な貢献をされました。SC42/WG2ではアドホックグルーフ゜のコンビーナを務められ,ISO/IEC 5259シリース゛のプロジェクト化に貢献されました。また5号委員や規格役員として情報規格調査会の運営にも尽力されました。

  • 金子 格 氏 (国立大学法人 東北大学)
MPEG標準化の発足当初から国際標準化に参加され,数々のプロジェクトのアドホックグループ議長およびエディタを担当され標準化に尽力されました。国内委員会では,長きにわたりSC29/MPEGオーディオ小委員会幹事並びにOICIアドホックグループ主査を務められ,2006年からはシステムズ小委員会主査としても国内意見のとりまとめに多大な貢献をされました。また,情報処理学会会誌などで国際標準化に関する解説記事のとりまとめにも尽力され国際標準化活動の認知度の向上にも貢献されました。

  • 谷口 昭史 氏 (パイオニア株式会社)
2006年から15年にわたりSC23専門委員会委員,幹事,委員長を歴任され光ディスクを含めたデジタルストレージ関連の国際標準化活動を主導されました。さらにJTC1/SC23国際議長としては,BD物理規格(ISO/IEC 30190等)の改定および光ディスクのデータ移行規格(ISO/IEC 29121)の改定,さらにはISO/TC 171とのリエゾンとして光ディスクのユーザ分野との連携も主導され国際規格の開発及びその品質向上に大きな功績を残されました。

標準化貢献賞


  • 菊地 奈穂美 氏(沖電気工業株式会社)
ISO/IEC 25000(SQuaREシリーズ国際標準) のJIS化にあたり2018年のJIS X 25023の原案作成委員会では作業取りまとめリーダーとして多大な貢献をされました。また2021年のJIS X 25020およびJIS X25030の原案作成委員会では幹事として高い品質のJIS実現の推進に努められました。この間SC7/WG6 小委員会の委員としても豊富な知識と経験を生かしSQuaREシリーズ国際標準の質向上に多大な貢献をされました。

  • 小池 真由美 氏(一般社団法人 情報処理学会)
2016 年11月より現在までISO/IEC JTC1/SC29のコミッティマネージャとして 円滑な組織運営に尽力されました。 画像・音声・マルチメディア関連の国際規格標準化において, 数多くのプロジェクトを管理し133件もの国際標準の出版に貢献されました。 また, 2019年から2020年にかけて検討されたSC29の組織再編成においては, コミッティマネージャとして新組織への円滑な移行に多大な貢献をされました。

  • 高村 誠之 氏(日本電信電話株式会社)
SC29において2011年より専門委員会の委員長ならびに国際でのHead of Delegationを務め, 多数の投票案件の統括, SC29幹事国業務の効率化 ならびにSC29国際新体制移行時の関係者間調整を通じ本会会務の円滑な運営とSC29幹事国である我が国の影響力の堅持に貢献されました。  さらに短期集中セミナーの企画及び情報処理学会等での講演や解説記事執筆を通じSC29規格の普及啓発と当調査会のプレゼンス向上に貢献されました。

  • 星沢 拓 氏(株式会社 日立エルジーデータストレージ)
2014年からSC23専門委員会にエキスパートとして参加され, 2016年からは同委員会の幹事として国内の調整を図ると共に光ディスク関係の国際標準化活動を主導されました。3層両面の追記形BD(Blu-ray Disc)の物理規格(ISO/IEC 30191)では, プロジェクトエディタとして規格提案の原案作成等を主導し国際規格制定を行ない,  ISO/IEC 30190を始めとする記録形BDディスクの4規格では, 4K/8K放送録画の仕様を追加する改訂をコエディタとして主導されるなど国際規格開発に多大な貢献をされました。

  • 安田 幹 氏(日本電信電話株式会社)
SC27/WG2において長期にわたり小委員会および国際会合に参加し,また2期4年間にわたり小委員会の主査および日本NBのHoDを務め,我が国の暗号技術の国際標準化にかかる地位向上に貢献されました。特に多岐の分野にわたる国産暗号技術を提案し, ISO/IEC 18033・ISO/IEC 14888・ISO/IEC 9796・ISO/IEC 19592・ISO/IEC 11770・ISO/IEC29192などに採録されました。さらにIoT向け軽量暗号技術については, あなたが開発したLightMACアルゴリズムが精力的な提案活動によってISO/IEC 29192-6:2019に採録され計算機リソースに制約のある機器の安全性向上ならびにIoTサービスの選択肢拡充に貢献されました。